2026年5月21日(木) 参議院 法務委員会 第10号

参議院 法務委員会 第10号・第221回国会

96発言
12人が登壇
5.3万文字
5/21この日の国会

誰が何回話したか

発言者会派役職回数文字数
近藤敦 — 名城大学法学部教授 22 14,731
田村太郎 — 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 11 9,886
金光敏 — 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 10 9,507
伊藤孝江いとうたかえ 公明党 — 10 1,061
安達悠司あだちゆうじ 参政党 — 7 3,237
打越さく良うちこしさくら 立憲民主・無所属 — 7 2,040
横山信一よこやましんいち 公明党 — 6 1,895
北村晴男きたむらはるお 日本保守党 — 5 3,015
小林さやかこばやしさやか 国民民主党・新緑風会 — 5 2,516
仁比聡平にひそうへい 日本共産党 — 5 1,370
嘉田由紀子かだゆきこ 日本維新の会 — 4 1,783
こやり隆史こやりたかし 自由民主党・無所属の会 — 3 1,617

この会議でよく出た語

発言の本文から、漢字 2 文字以上・カタカナ 3 文字以上の語を機械的に数えたものです(手続き用語は除いています)。

発言の抜粋

主な発言の冒頭だけを載せています(96 件のうち長いもの 84 件)。全文は各発言の「会議録で読む」からどうぞ。

  1. ただいまから法務委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、宮本和宏さんが委員を辞任され、その補欠として西田英範さんが選任されました。 ─────────────

  2. 出入国管理及び難民認定法及び出入国管理及び難民認定法第二条第五号ロの旅券を所持する外国人の上陸申請の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、三名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事田村太郎さん、名城大学法…

  3. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 3,818 字 会議録で読む

    よろしくお願いいたします。 私は、一九九五年の阪神・淡路大震災で被災した外国人への支援を機に、外国人を含む多様な人々が排除されることのない社会をつくるために様々な活動に取り組んでまいりました。毎年、三つから五つぐらいの自治体の多文化共生プランの策定やダイバーシティー推進のための計画作りに携わっております。また、全国各地…

  4. 近藤敦 名城大学法学部教授 3,596 字 会議録で読む

    本日はお招きいただき、ありがとうございます。名城大学の近藤敦と申します。 入管庁の政策懇談会や在留外国人に対する基礎調査、東海地方の十の自治体の多文化共生推進プランの策定に関与しております。 在留手続の手数料については、法律案六十七条二項が諸外国における同種の手数料の額を勘案して定めるとあります。比較対象の選び方を誤る…

  5. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 3,408 字 会議録で読む

    こんにちは。今日は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございます。 今日は、私、現場に携わっている立場から現場の話を中心にさせていただこうと思います。 私が主に携わっている現場は関西が中心なんですが、関西の中でも、私が在住しております大阪とともに、滋賀県にあるブラジル学校を始めとした外国人の子供たちの支援に取り当たっ…

  6. ありがとうございました。 以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。 これより参考人に対する質疑を行います。 なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。 質疑のある方は順次御発言願います。

  7. おはようございます。 三人の参考人の先生方、本当に貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。 一口に外国人、日本に在留されている外国人といっても多様であって、今お三方の先生方それぞれ、やっぱり視点がそれぞれ見ているところも違いますし、それぞれが多分その現状を的確に把握されているんだというふうに思います。 少しち…

  8. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 741 字 会議録で読む

    田村でございます。ありがとうございます。 急に増えているというデータをお示ししました。急に数が増えているということと多様になっているということですね。多様になると言語数も増えますので、通訳の数も増やさないといけません。今日はちょっとデータ示さなかったんですが、年代の幅も広がっておりますので、先ほど金参考人からもありまし…

  9. 近藤敦 名城大学法学部教授 586 字 会議録で読む

    私は、資料のその表二のところに出典で挙げていますマイグラント・インテグレーション・ポリシー・インデックス、移民統合政策指数というものの調査に関与しております。 そこでは、いろんな八分野の外国人の統合政策なり権利の状況を比較するんですが、OECD諸国の中で日本は差別禁止法がない点で差別禁止というところが最低評価です。これ…

  10. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 352 字 会議録で読む

    私は、教育に携わっておりますので、やはり教育、保育の充填が重要だというふうに考えています。 保育の現場も、特定の地域にかかわらず、全国的に保育所に外国につながる子供たちが在籍をしておりますし、全国の小中高校に在籍をしています。都道府県や市町村が独自に努力はしていますが、それは行政の裁量の範囲の中にとどまっておりますので…

  11. ありがとうございます。 ちょっと少し話を進めさせていただいて、ヨーロッパの制度であったりアメリカであったり、いろんな国の制度によってそれぞれ違うとは思います。EU諸国を見て、私も住んだことがありますけれども、何か制度的に充実しているなという実感は余り持ちませんでした、あの当時。今は大分改善されているのかもしれませんけれ…

  12. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 731 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 冒頭申し上げましたとおり、私は毎年大体三つから五つぐらいの自治体の多文化共生プラン等の策定に関わっていますが、そういったときは必ず外国人のコミュニティーの当事者の方が参加をしています。そういった方々から意見を聞く、あるいは情報提供するときにも一緒にやっていくということは大変重要なことと思います。…

  13. 近藤敦 名城大学法学部教授 566 字 会議録で読む

    いろんな自治体の多文化共生推進プランのときに、そこに参加してもらえる人もいれば、そうでない方でも、リーダーになるような方を発掘するというのは一つの課題ですし、その人たちを通じてSNSなどでいろんなことを発信してもらったり、またいろんな意見を吸収するという、そういう仕組みをつくるというのは大事なことだと思うんですが、なか…

  14. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 613 字 会議録で読む

    都道府県の中で、高校、外国につながる、とりわけ日本語支援が必要な子供たちの高校進学率は大阪府が突出して高いです。 全国的に言いましたら、九九%の高校進学率ですが、日本語支援が必要な子供たちの高校進学率は大体九〇%、約一〇ポイントぐらい低いんですね。しかし、これにはまやかしがありまして、大阪府立の高校が、相当に日本語支援…

  15. 立憲民主・無所属の打越さく良です。 本日は、田村参考人、近藤参考人、金参考人、大変貴重なお話をありがとうございました。委員一同、しっかり受け止めて、今後の法案審議に生かしていきたいと思っております。 まず、近藤参考人に伺います。 法務省は、法案審議において一貫して、手数料は、在留の権利が保障されていない外国人に我が国に…

  16. 近藤敦 名城大学法学部教授 386 字 会議録で読む

    手数料は、在留の権利が保障されていない外国人に在留する資格を付与することへの対価とか、在留手続は全て恩恵にすぎないというのが今までの審議でよく耳にしましたが、それは結局、いかように定めても構わないという、そういう人権条約を知らない時代の時代錯誤的な議論だと思っております。 非人道的な取扱いを受けない権利、家族生活の権利…

  17. ありがとうございます。 そしてまた、入管庁は、この改正法案の審議に当たって、諸外国の同種の手数料に比べ日本は低い、だから引き上げるんだという説明をしてきたわけなんですけれども、ただ、先ほど御説明にあったような、雇用主が負担している、英米では負担しているというような話は、なかなか少なくとも衆議院段階では入管庁から説明は受…

  18. 近藤敦 名城大学法学部教授 608 字 会議録で読む

    アメリカ、カナダ、イギリスの就労ビザの申請の主体は実質的に雇用主であり、企業がこの人をこの職で雇いたいと国に認めてもらう雇用主のスポンサーシップを前提にしています。採用によって利益を受ける雇用主が手続を開始し、必要書類を整え、制度上の義務を負うのは、労働者への不当な責任転嫁を防ぐための制度と言われています。 例えば、ア…

  19. ありがとうございます。同種の手数料という言葉で納得、それを前提にしないでですね、諸制度の違いというものもしっかりと見極めなければいけないと改めて考えさせられます。 そして、金光敏参考人に伺いますけれども、本当に、先ほどのお話で、外国ルーツの方々がこの改正案について非常に強い不安を感じておられることというのも本当に胸が痛…

  20. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 813 字 会議録で読む

    私、大阪市生野区に生まれ育ちまして、現在も住んでおりますが、生野区は中小企業の町なんですね。で、どこもやっぱり深刻な人手不足があって、高卒の人材を地域の中小企業が何とか獲得をしようと思って営業担当が学校回りをしておりますが、なかなか人材確保が難しいという状況があると聞いています。 さらに、私どもが支援をしている高校在籍…

  21. なかなか、その外国の方々、外国人の方々、そしてまたナフサのこともあって、非常に不安な中で頑張っておられるような地域の企業の方たち、そうした様々なお声を聞きながらこの手数料というものを考えたようには思えないので、非常にしっかり重く受け止めたいと思っております。 そしてまた、近藤参考人が指摘してくださった、この永住許可に至…

  22. 近藤敦 名城大学法学部教授 564 字 会議録で読む

    永住許可に至るまでの日本の原則的な居住期間は、政府の比較対象としているG7プラス韓国のいずれの国と比べても二倍以上あります。したがって、単純にいえば、それらの国の手数料の二分の一以下で累積的な手数料としては同じになると言えそうです。 で、国籍取得率が低いというのも言いまして、先ほどの国々、七か国の平均は三・八%ですが、…

  23. 子供たちの負担について、今、三世というのはなかなかいないというお話もございましたけれども、子供たちの負担について、諸外国との比較というものも、入管庁は説明を、まあ資料のような形でですね、してこなかったんですけれども。 その日本で生まれ育った子供たち、まあ二世とか三世だったりする、そうした子供たちについても手数料を課すと…

  24. 近藤敦 名城大学法学部教授 249 字 会議録で読む

    手数料を課すと明らかに子どもの権利条約違反とまでは言えないと思います。 ただ、条約や国内法の定めにある子供の最善の利益という権利を考慮して、イタリアのように子供の手数料を免除したり、フランスの場合は家族呼び寄せの受益者なので配偶者と子は減額したり、オランダやフィンランドなど子供に減額する国も少なからずあります。 また、…

  25. 済みません、JESTAについても伺いたかったんですが、まだ時間がある。JESTAについても、注意すべきことについて、済みません、近藤参考人、手短にお願いします。

  26. 近藤敦 名城大学法学部教授 317 字 会議録で読む

    EUのETIASは、不許可の場合は申請者にはメールで通知が届きます。その通知において、不許可の理由が示され、不服申立て手続等の、その期限が教示されます。不服申立てするか、シェンゲン・ビザを申請することができると説明されています。 一方の日本のJESTAでは、恐らく不服申立て制度の導入可能性はなさそうですので、単純な入力…

  27. 田村参考人にも、多様性の重要さというものを大変学びました。地域からのその活動に敬意を表します。質問のお時間がなくて申し訳ございませんでした。 どうもありがとうございました。

  28. 国民民主党・新緑風会の小林さやかと申します。 貴重なお話ありがとうございました。先生方お一人ずつに二問ずつほどお伺いしていきたいと思います。 私事ですが、前の仕事がNHKの記者をしておりまして、その際にJFCの取材いたしました。二〇〇〇年代初頭ぐらいまで、興行ビザでいわゆるフィリピンパブで働くためにいらっしゃって、お父…

  29. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 862 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 減額や免除のラインをどこに引くのかということですが、私は、できましたら今回の手数料値上げはかなり抑制をしていただきたいというのが思いですので、やっぱり五倍なり十倍というような引上げというのはそもそもが無理があるというふうに考えています。 しかし、その前提を持ちつつも、減額や免除のシステムが導入を…

  30. 失礼しました。 ありがとうございます。後でちょっと時間が余ったら、もう一度お尋ねしたいと思います。ありがとうございます。 今、健康保険ですとか社会保障のお話がちょっと出ましたので、田村先生にもお尋ねしたいんですけれども、社会保障については、今まで建前として中長期滞在が余り前提とされてこなかったので、恐らく、すぐ帰るのに…

  31. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 894 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 私は、もう全ての制度に入ってもらう。これ、日系南米人の方が増えたときに、集住している都市の市長さんから、この方々、聞いたら帰国するとおっしゃっているので、年金は入らずに保険だけ入ってもらったらどうかという提案がありました。私は、それはもう当初から反対をしていました。なぜなら、今帰国するというふう…

  32. 田村先生に、引き続き、今のそういったDX化も含めてですけれども、やはり非常に今人手も予算も足りていないという状況で、恐らくそういったことも勘案した応益負担と言っているのかなというふうに今までの、今回の議論で捉えてはいるんですけれども、先生は、それに対しての御意見ですとか、その予算をどこから得ていくべきかというところにつ…

  33. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 466 字 会議録で読む

    失礼しました。 デジタル化は、初期には費用は掛かりますが、その後はむしろ労力やコストは削減する、それがやっぱりデジタル化の基本だと思います。 例えば、これは実際あった話ですが、あるところで、インドから来られた方が出産されるということで、ヒンドゥー語の問診票を持っていかれた保健師さんがいらっしゃったのですが、印刷されたも…

  34. ありがとうございます。 近藤先生にもお尋ねさせていただきたく思います。 先生のMIPEX二〇二〇に関する論文を拝読させていただきました。非常に勉強になりました。ありがとうございます。 今日お配りいただいた資料の二ページに、社会統合と共生社会といいますか、インテグレーションとインクルージョンを今、先生の中で並列していらっ…

  35. 近藤敦 名城大学法学部教授 1,102 字 会議録で読む

    論文を読んでいただき、ありがとうございます。 欧州では、国ではなくて自治体で主にやっているんですが、今はインターカルチュラリズムというのが割とトレンドで、日本でも浜松市と静岡県は参加しております。多文化共生施策というのも、最近総務省が新しいバージョンを出したものはこのインターカルチュラリズムの考え方をかなり入れておりま…

  36. 公明党の横山信一でございます。 今日は三人の先生方、それぞれの視点から大変に興味深い御指摘をいただきまして、感謝を申し上げます。 それぞれの先生方に数点ずつお伺いをしてまいりたいと思います。 まず、田村先生にお願いしたいと思いますが、田村先生が多文化共生という言葉をつくり出したということ、初めて知りまして、その先生に直…

  37. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 926 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 多文化共生という言葉は、一九九三年頃、川崎市で生まれたと思われます。それを広めたのは確かに阪神・淡路大震災以降、私たちということになります。今先生御指摘いただいたとおりで、これまでは在日外国人問題と言われていたところ、どんな社会を目指せばいいのかという言葉を掲げることが大事ではないかというので、…

  38. 田村先生の、日本貿易会月報八百三十一号の中に、大変、ちょっと目を引くところがありまして、それは、インバウンドと同じくらいアウトバウンドにも力を入れて、相互理解と国際協調の中で生き残る道を切り開いていくことを急がねばなりませんという記述があったんですが、まあ観光政策としてのアウトバウンドだったらよく理解できるんですけれど…

  39. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 394 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 先ほども少し触れましたが、例えば、通訳になりたい日本人の方、日本語教師になりたい日本人の方、少ないんですね。 その貿易振興会に私原稿書いたのは昨年ですけれども、私、依頼を受けたときにも、貿易会社ですら海外勤務が嫌だという社員がいると、つまり、日本国内で外向きの目線を持つ人が減っているんじゃないか…

  40. ありがとうございます。 次に、近藤先生にお伺いしたいと思います。 まず、急激なこの外国人の、在留資格を持つ在留外国人が増えてきたということの中で、確かにヨーロッパというのは、人種や民族、宗教が日本と比べて比較的流動的な部分があって、そういう意味では、歴史的な背景が違うといえば違うと思うんですけれども。そういう意味では、…

  41. 近藤敦 名城大学法学部教授 504 字 会議録で読む

    多文化共生社会基本法というのを、実は田村参考人と一緒に作って、もうかなり前から提言しております。 そういうものをまず作ることが大事だと思いますし、まあ名称は、何かいろいろな名称のものが、基本法という名の下にいろいろ提案されていますが、いずれにせよ、そういうきちんとした外国人施策、特にこれは、受入れの施策は実は十分あった…

  42. MIPEX二〇二〇の中にも書かれているんですけれども、書かれているというか評価をされている中で、先生が、「移民政策研究」第十四号でしたかね、に書かれている部分で、このMIPEXを紹介されながら日本の評価の低さをいろいろ指摘をされていらっしゃいますけれども、その中で、今の御発言にも関係するかと思うんですが、政府として法務…

  43. 近藤敦 名城大学法学部教授 611 字 会議録で読む

    法改正をして法務省が一応そういうところの調整機関だと位置付けられたので、そこがもっとしっかりした方がいいということで、場合によっては、内閣府をそういうものに位置付けた方が省庁とのいろいろな調整がしやすいならば内閣府でもいいのかもしれませんけど、割と外国人に関するいろんな実務とかそういうノウハウも法務省が持っているので法…

  44. ありがとうございます。 じゃ、最後、金先生にお伺いしますけれども、今、特定技能二号がどんどん取得する、資格取得者が増えてくると家族帯同ということが出てきます。そうすると、当然その子供たちの教育が非常に重要になってくると思います。そういう意味では、多文化共生教育に携わってきた金先生の御経験から、これから増えて、今以上に増…

  45. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 662 字 会議録で読む

    現在、公立の小中高校に在籍をしている外国籍を持つ子供たちの数は十三万人に至ります。そして、日本語支援が必要な子供たちは、二年前の数値で、直近の多分データは近々出ると思いますが、文科省が発表しているのは六万九千人です。 僅かな期間で一万人単位で子供たちが増えてきて、これからも増える傾向があるんですが、ただ、今回の入管法の…

  46. はい。 ありがとうございました。 まだまだ聞きたいことたくさんあったんですけれども、時間が来ましたので終わらせていただきます。

  47. ありがとうございます。お三方それぞれに専門また現場からの御報告をいただきまして、ありがとうございます。 私は、自治体を経営してきた立場から、お三方にそれぞれ、自治体がどう今後やっていったらいいかということで教えていただきたいと思います。 まず、田村様ですが、二〇二六年一月の総合的対応策で日本語の学習プログラムの創設と、…

  48. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 844 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 日本で暮らす外国人が増え始めた一九九〇年代は、日本の自治体にはお金がありましたので、外郭団体で、財団法人で国際交流協会をつくり、資産を運用しながら、日本語ボランティアを育成したり、通訳を確保したりしてきたんですけれども、今自治体にはそのようなお金がございませんので、どこも大変苦労しております。…

  49. ありがとうございます。 本当に苦労する中で是非とも国の方で、特に人育てですね、そのときには、有り難いことに、今現場では、例えばJICAボランティアの経験者とか、それこそ三十年前と比べたら、日本は現場に多文化経験をした方がたくさんおられますので、その辺をキャリアアップできるように、それもやはり方針が必要だろうと思います。…

  50. 近藤敦 名城大学法学部教授 1,191 字 会議録で読む

    ヨーロッパの場合は、国民を育てるというよりも、ヨーロッパ市民を育てるというふうに、もうちょっと広がっているんですね。そういう、要するに市民社会を形成する多様な人が育つ必要があるので、狭い意味での伝統的な日本国民を育てるという、そういうものを少し変えなきゃいけない。本当は教育基本法自体を少し見直すと、先ほど出たように、外…

  51. ありがとうございます。 確かに、大人になってから、他文化なり暮らしの感覚の違いというのは難しいだろうなと思います。ここは、いろいろなフェアをやったり、友達をつくるというところで、友達の友達がという、その辺りのところは自治体としても少し貢献できるところはあるかなと思います。 時間がありませんので、金様、お願いしたいんです…

  52. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 724 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 そもそも、男女間の就労の選択の幅の違いに着目をすべきだと考えます。現在、非正規就労に就いている比率を見ますと、全体でいいましたら三八%ですね、就労者における非正規率、非正規雇用率ですね。しかし、これ男女の区分で見ますと、大体、男性の非正規率が二二、三%で、女性の非正規率って五四%超えているんです…

  53. ありがとうございます。 まずは労働法制、それはもう全面的に賛同いたします。今ようやく女性のM字カーブが解消されつつあるんですけど、次にL字、つまり非正規のままということですね、ここはここで日本の労働法制変えるべきだと思いますけれども、また、時間もありませんので、今後現場でいろいろ発見もあると思いますけれども、御提言もい…

  54. 参政党の安達悠司です。 入管法等の改正案はJESTAや手数料の引上げなどなんですけれども、その背景には急速な在留外国人の増加というのがあります。 近藤参考人にお伺いしたいんですけれども、今、少子化と外国人の受入れが急速に進んで、我が国の人口構成が大きく変わろうとしていることに危機感を抱いている国民もおります。 法務大臣…

  55. 近藤敦 名城大学法学部教授 671 字 会議録で読む

    ここでG7を見てみますと、実は、G7で外国人比率が一〇%を超えているのはドイツだけです。もっとたくさんの外国生まれの人の比率二〇%を超えているような国もあるんですが、カナダなんか二、三〇%行くんですが、でも、外国人比率は一〇%も行かないんです。先ほど申し上げたように、たくさんの人がカナダ国籍を取っているからです。ドイツ…

  56. ありがとうございます。 今はやっぱり人口比率が将来高まっていくことの調査の検討段階なので、政府がどういった検討をしているのか分かりませんが、今の近藤参考人のお話をお聞きすると、それは結局大量に移住して帰化した人が増えるというだけで、元々の日本人の人口の減少や移住外国人が増えるという根本的な構造の問題は解決していないので…

  57. 近藤敦 名城大学法学部教授 207 字 会議録で読む

    ある程度なると思います。日本語を学び、日本のルール、文化を学び、ちゃんとした憲法を始めいろんな法制度の知識を持ってもらう人を増やしていく、それは大事なことだと思います。 ただ、いわゆる日本人の子供が増える、それも必要なんですけど、いろんな政策してもそんなには増えないというのが多分恐らく諸外国の動向なので、そういう意味で…

  58. あともう一つ、今の視点に関連して、近藤参考人は、要は、五%を超えたから、一〇%超えたから、今度外国人の受入れをストップするという、ある時期にそうするということは多分想定し難いという御発言でしたり、また、ある時期に外国人の受入れがストップすると考えるのは非現実的であるというふうなことを書かれた意見書も提出しておられますが…

  59. 近藤敦 名城大学法学部教授 258 字 会議録で読む

    ストップするというのは難しいと申し上げて、その速度を弱めるとか、そういうことはできると思うんですね。日本は一定の場合、例えば特定技能とか何かはその枠みたいなのをつくっていますので、そういうものをもう少し広げていって、目標に合わせたそういう受入れをするという政策はできなくはないと思います。 ただ、全くそれをゼロにするのは…

  60. 分かりました。 上限規制自体を否定しているわけではなくて、また法律的に不可能というわけでもないという理解でよろしいでしょうかね、確認なんですけれども。

  61. 近藤敦 名城大学法学部教授 143 字 会議録で読む

    不可能ではないと思いますが、ただ、いわゆる高度人材も幾らでも来てくださいと言うんだけど余り来ないのが現状でもありますので、むしろ日本で必要とされている余り技能が高度ではない職種の人がむしろたくさんいるし、その人たちをたくさん受け入れる構造も今のところ早急に変わるとは思えないと思います。

  62. ありがとうございます。 次に、近藤参考人の資料にもありますが、移民政策、失礼しました、移民統合政策指数、MIPEX二〇二〇、これを論文も拝読いたしました。 ただ、私はこれを読んで感じたのは、決してこのMIPEXは国家の至上命題ではなく、むしろ国家の一番の目的はやはり国民をいかに幸せにするかと、これは政治的な目標でもあり…

  63. 近藤敦 名城大学法学部教授 467 字 会議録で読む

    そこでの移民という中身は、大半難民です。スウェーデンで、EUの人は域内自由移動ですから、働きに来たい人、そういう人たちは余り失業しない。失業率が高いのは難民の人で、スウェーデンは難民に関して割と寛大な政策を取っていましたので、ドイツもそうですが、大量にシリア難民から物すごい数が来てしまって、もうちょっとギブアップな状態…

  64. ありがとうございます。 やはり、私もこの実態はもう少し勉強させていただきたいんですけど、やはり最初に余り甘くして受入れをし過ぎると、後になってやっぱりこれは駄目でしたとなって帰ってもらいますとなると、双方にとってこれは不幸なことかもしれないので、やはり最初にしっかり審査して厳しくしておくということも大切なのではないかと…

  65. 近藤敦 名城大学法学部教授 479 字 会議録で読む

    行き過ぎたグローバリズムというのも問題だというのは理解しております。 ただ、国民主権を貫くために経済的に困難な状況を招くよりは、経済的にウィン・ウィンになるような、そういうことが必要だとも思っておりますので、例えばイギリスがEUから離脱したのは、イギリスの主権を維持したいというんですが、経済的にはしまったと多くのイギリ…

  66. 日本共産党の仁比聡平でございます。 参考人の皆さん、本当にありがとうございます。 まず、金参考人からお尋ねしたいと思うんですけれども、本法案が手数料を上限十倍、三十倍という引上げをしようとしているというこの提案に、恐怖そして不安がどれだけ切迫しているかということについて、先ほどのお話で本当に受け止めました。 三月十一日…

  67. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 538 字 会議録で読む

    在留外国人の就労の実態を見ていきますと、日本全体の就労における非正規率よりも相当に非正規率が高いというのは分かっております。冒頭のところでブラジル人の話をさせてもらいましたが、ブラジル人だけではなくて、日本に暮らしている在留外国人の非正規率はとみに高いという現実があります。 もう一つありますのは、在留期間が短い場合に、…

  68. そうした実態をこの法案提出までにまともに検討していないのではないかと私は思うんですけれども。 一方で、受益者負担というふうに法の目的で言うわけですよね。ですが、この委員会では、何が受益で、それを在留外国人にどれだけ負担をさせるのかと、相応の負担とは何かということが明らかになったとは到底言えないと思っています。 私は、こ…

  69. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 770 字 会議録で読む

    私が今回の法案改正、改定に伴ってすごく印象を受けたのは、上げた分をどこに使うのかというのがやっぱり不明確だというところでした。 私、入管の手数料引上げについても、はなから全然もう反対だというわけでは実はなくて、必要なところは上げる部分はあるかというふうに思うんです。 私、仕事柄、大阪の住之江区にある入管によく運びますけ…

  70. 近藤敦 名城大学法学部教授 383 字 会議録で読む

    国会での議論を聞いていたときに、送還費用に使う点とか、片山財務大臣の答弁だったと思いますが、領事活動とか外交実施体制の強化というのは、ちょっと外国人の方と余り関係のないものに使うという説明をするのは、外国人の人からすると、何でそんなお金を自分たちがという感じにもなると思いますので、そういう意味では、関係するものに使うと…

  71. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 473 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 冒頭、意見陳述で申し上げたとおり、元々、今の法定上限は一九八一年に定められておりますので、この上限を変えること自体は必要なものだと思います。 その金額と、いつから変えるのかということについては、相当慎重に議論しなければならないということです。例えがいいかどうか分からないですけれども、例えば女性活…

  72. 今の三人の参考人の意見は、政府、本当に真剣に受け止める必要あると思うんですけれども。 ちょっと法的な観点で近藤参考人にお尋ねしたいと思うんですけれども、今、田村参考人のお話にあったとおり、上限十万、三十万という、まあ自由裁量といいますか、こういう法の定め方自体、私は、その憲法や、あるいは国際人権法、自由人権規約であった…

  73. 近藤敦 名城大学法学部教授 774 字 会議録で読む

    先ほど申し上げたように、マクリーン判決というのが基本にされているんですが、もう五十年ぐらい前の判決で、まだどの人権条約にも入っていない。フランスで昔、近代以前はアンシャンレジームと、古い体制というんだけど、国際人権法の分野でいうと、アンシャンレジームのような時代の判例が今でも判例であって、在留権はありませんというんだけ…

  74. 最後の問いになるかもしれませんが、近藤参考人に伺いますけれども、先ほど金参考人から、過度な手数料の負担という制度というのは、例えば三年の在留資格の分のお金がないから、これ一年にしておくしかないかというような、在留資格を逆に不安定な方向にさせるというような御指摘もあって、やっぱりこの在留を非正規化するとか不安定化するとか…

  75. 近藤敦 名城大学法学部教授 591 字 会議録で読む

    まさにそうで、日本の今までの入管の議論は、その信頼保護の原則みたいなことがちょっと弱いんですね。多少、行政府の中でも、最初に認めるときと更新のときでやっぱり裁量が違うと。しかも、何回も繰り返すと、それはやっぱり認めていく。別の分野で、要するに、今大学でも非常勤講師を何年もしていくと、それは正規のものにしなきゃいけないの…

  76. 貴重な御意見、ありがとうございました。 特に、先ほど田村参考人から、事実に基づいた議論の重要性についてお話しいただきました。私もそのとおりだというふうに考えております。といいますのは、この外国人あるいは移民などの問題を議論をしますと、事実に基づかない議論でもって分断が生じるということがありまして、これは避けなければいけ…

  77. 近藤敦 名城大学法学部教授 478 字 会議録で読む

    私は、以前、ストックホルム大学に一年いて、その頃の難民の人たちは割と基礎的な教育を受けられていて、スウェーデン語も覚えて、職に就いて頑張っていくというのはあったんですが、最近の難民の人たちは、基礎的な教育がまだ母語でも受けられていなかったりするような場合には、その人たちがスウェーデン語を覚えて何とかというのは非常に大変…

  78. 今お答えいただいたことと関連で、青山学院大学の福井義高教授がいろいろなところで論考を寄せておられて、その中で、オランダにおける研究結果、その分析も紹介されておられます。 その中では、地域、どういう地域からオランダに来る人がオランダにとって経済的なプラスがあるのかマイナスになるのかということを紹介しておられますと。その中…

  79. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 492 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 いろんな分析があろうかと思いますが、一つ、日本とオランダも含むヨーロッパとの違いでいいますと、周辺諸国がどういう状況なのかと。人の移動には、押し出す要因、プッシュの要因と、引き付ける要因、プルの要因がございます。今、ヨーロッパの周辺はずっとまだプッシュなんですね、猛烈なプッシュですよ。日本の場合…

  80. 金参考人にお聞きしたいと思います。 本日お配りいただいた資料の末尾を拝見しますと、そこにはこのように書かれています、あっ、末尾の方ですね。公明党の離脱によってできた現政権は、存在感を増す排外主義に無感覚で、かつ自ら非寛容に急旋回する政策を推し進めようとしているというふうにされています。 ここでお聞きしたいんですけれども…

  81. 金光敏 大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士 765 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 今、北村先生がおっしゃられたことは全くそのとおりでして、私も、この概念やとか言葉をどう規定するのかによって、事実に基づくこと基づかないこと、感情的なこと非感情的なことが相混ざっているというふうに思います。 私が排外主義というふうに使っているのは、二〇〇〇年代の中頃ぐらいから、街頭で韓国人や中国人…

  82. ありがとうございます。 学者の先生方には是非お願いしたいのは、やっぱり排外主義という言葉を、明確な定義をされて、その上でお使いいただきたいと。そうでないと、事実に基づいて主張しているものに対して不当な印象操作が多く行われますので、これまた大変、民主主義それ自体を破壊することになりますので、議論を封じることになりますから…

  83. 田村太郎 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事 107 字 会議録で読む

    はい。 そのような研究はしてございません。 国籍にかかわらず、外国人かどうかにかかわらず、やはりその治安の不安を増大させるような行為は認めないということが正しい振る舞いかなと思っております。 以上です。

  84. 以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。 参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。 参考人の皆様には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。(拍手) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十七分散会

この会議録の出典

出典: 国会会議録検索システム(国立国会図書館) ・PDF

会議録 ID: 122115206X01020260521

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