2026年3月4日(水) 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号

参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号・第221回国会

117発言
14人が登壇
6.6万文字
3/4この日の国会

誰が何回話したか

発言者会派役職回数文字数
野上浩太郎のがみこうたろう 自由民主党・無所属の会 — 27 2,093
山田昌弘 — 中央大学文学部教授 16 13,284
藤井多希子 — 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 14 14,488
天野馨南子 — 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 13 15,989
白川容子しらかわようこ 日本共産党 — 6 2,465
小島とも子こじまともこ 立憲民主・無所属 — 6 1,770
宮出千慧みやでちさと 参政党 — 5 2,152
水野孝一みずのこういち 国民民主党・新緑風会 — 5 1,818
川村雄大かわむらゆうだい 公明党 — 4 2,787
上野ほたるうえのほたる 日本維新の会 — 4 2,076
尾辻朋実おつじともみ チームみらい・無所属の会 — 4 1,958
かごしま彰宏かごしまあきひろ 国民民主党・新緑風会 — 4 1,778
星北斗ほしほくと 自由民主党・無所属の会 — 4 1,574
山本佐知子やまもとさちこ 自由民主党・無所属の会 — 4 1,419

この会議でよく出た語

発言の本文から、漢字 2 文字以上・カタカナ 3 文字以上の語を機械的に数えたものです(手続き用語は除いています)。

発言の抜粋

主な発言の冒頭だけを載せています(117 件のうち長いもの 89 件)。全文は各発言の「会議録で読む」からどうぞ。

  1. ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日までに、山内佳菜子君が委員を辞任され、その補欠として小島とも子君が選任されました。 ─────────────

  2. 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 国民生活・経済に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  3. 御異議ないと認めます。 なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  4. 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 国民生活・経済に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを会長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  5. 国民生活・経済に関する調査を議題といたします。 本日は、「情勢の変化に対応した未来志向の社会の構築」のうち、「社会・経済情勢の現状」に関し、「人口動態等の現状」について三名の参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 御出席いただいております参考人は、国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長藤井多希子…

  6. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 8,247 字 会議録で読む

    国立社会保障・人口問題研究所の藤井と申します。今日はどうぞよろしくお願いいたします。(資料映写) それでは、いただきました時間が二十分と短うございますので、早速始めさせていただきたいと存じます。 今日、私のお話は、これからの皆様の議論のベースとなるようなデータを中心にお話をさせていただくんですけれども、ところどころ枚数…

  7. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 5,924 字 会議録で読む

    株式会社ニッセイ基礎研究所の天野です。 本日は、研究内容に御理解を賜り、本委員会にお招きいただき、深く御礼申し上げます。(資料映写) 国内人口移動につきまして、一、東京一極集中、二、社会減、すなわち転出超過エリアの特徴、三、合計特殊出生率のわな、人口問題を考えるに当たり、三つの必須データの知識の解説をさせていただきます…

  8. 山田昌弘 中央大学文学部教授 6,873 字 会議録で読む

    よろしくお願いいたします。中央大学の山田昌弘でございます。(資料映写) ほぼ二十年ぐらい前にこちらで一回発表させていただいたことがあるんですけれども、そのときとほとんど同じことを言わなくてはいけないというのは、果たしていいことか悪いことかということでございます。 自己紹介ということで、こういうふうになっておりますが、全…

  9. ありがとうございました。 以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。 これより参考人に対する質疑を行います。 本日の質疑はあらかじめ質疑者を定めずに行います。 まず、各会派一名ずつ指名させていただき、一巡後は、会派にかかわらず御発言いただけるよう整理してまいりたいと存じます。 発言は着席のままで結構でございます。 また…

  10. ありがとうございます。 三名の先生方にちょっと未来が開ける話をしてもらえるのかなと思ったんですけれども、どうも下を向かなくちゃいけないような、そんな感じなんですが。 とはいえ、我々、いろんなことを考えながら、どうやって日本の社会を豊かにしていくんだということをもう常々考えているわけでありますけれども、私のところも娘がや…

  11. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 671 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 今の六十五歳以上の単独世帯の分布につきましては、東京にかつて移住、若い労働力として移住してきた人がそのまま単独世帯化したというよりは、高度経済成長期、六〇年代、七〇年代に、農家の次男、三男のように地方を相続する必要のなかった人たちが東京や大阪などの大都市圏にやってきて、家族を持つ人がほとん…

  12. ありがとうございました。 多分そういうことなんだろうなと思いつつも、やはりこれからの更なる人口移動ということを考えると、非常に地方に、私は福島なんですけれども、地方に住んでいる者からすると非常に将来が暗いかなというふうな気もしないでもないんですが。 続きまして、天野参考人にお伺いしますけれども、先ほど、女性の数、特に出…

  13. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 1,058 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 私も今年大学に進学する娘を持っておりますので、Z世代の娘持っておりますので、お嬢様の不安はよく分かるんですけれども、東京に女性が集中していますが、先ほど三十代が社会増しているわけではないというふうに申し上げましたよね。社会減している部分が多くて、これがどういうことかというと、一都三県、神奈…

  14. 山田昌弘 中央大学文学部教授 356 字 会議録で読む

    負担を減らすことに関しては、まあやらないよりはいいであろうというふうに思っております。それは、少子化対策というよりも、やはり育児支援という意味で大きな意味があるというふうに、育児をしていない人と育児をしている人の負担を公平化を図るという意味でプラスだと思います。 あと、天野参考人の意見とほとんど同じなんですけれども、結…

  15. ありがとうございます。 もう時間がないので、一つだけ聞かせてください。 親が一定程度の財産を持っていて、子育てのために無税で贈与できるというようなことも制度化しましたが、これもどのぐらいの成果が上がったのかというのはちょっと分からないところでありますけれども、一方、経済力が高い人が、じゃ、結婚が早くてばんばん子供を産ん…

  16. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 151 字 会議録で読む

    今、婚姻統計で見ても、平行婚と私は呼んでいるんですが、上位婚の時代が完全に崩れました。二十九歳の初婚同士の男性で結婚された方は、三二%が年上妻を選んでおられます。ですので、大体、自分が結婚してパラサイトされるような相手をお互いに選ばなくなっているというふうに見ていただくとすごく分かりやすいと思います。

  17. 山田昌弘 中央大学文学部教授 196 字 会議録で読む

    そうですね。まあ天野参考人の意見に同意しますし、さらに近年は、やはり引き延ばしたい、収入の高い層は引き延ばして自分の趣味等に使いたいというような人も増えているとは聞いておりますが、そういう人たちもいずれは、つまり、夫婦よりも子供を持ちたい、日本では子供を持ちたいから結婚をするという意識が強いので、子供が持てるような年齢…

  18. よろしくお願いいたします。 三人の参考人の先生方、どうもありがとうございました。 まず、藤井参考人にお伺いをしたいと思います。 この資料を見せていただくと、例えば日本を各国と比較したときに、例えばTFR、韓国〇・七二、中国一・〇、日本一・二一という数字が出てきます。けれども、これに高齢化比率を併せて考えてみると、韓国は…

  19. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 274 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 おっしゃるとおりです。 急激な低出生率への移行というのがその後の、数十年後の急激な高齢化を引き起こしますので、韓国、中国では近年になりましてから出生率は急激に低下しましたけれども、恐らく数十年のうちに韓国は日本を抜いた高齢化率の高さを、例えばなると思いますし、中国でもそのように見込まれてお…

  20. ありがとうございます。 そこで、三十三ページのところに、どうして未婚ですかというときに、一人の生活を続けていても寂しくないと思うですとか、生きがいとなるような趣味やライフワークを持っているのでというようなことが出されているんですね。 山田先生にお伺いをしたいんですけれども、例えば収入が少ないですとか家族や定職を持たない…

  21. 山田昌弘 中央大学文学部教授 264 字 会議録で読む

    山田でございます。 私は、今、その独身者のいわゆる親密関係がどうなっているかというのを調査している最中でございまして、スライドにもありますように、ペット、推し活、あとは市場からお金で買うというのがありまして、満足度はとても高いです。生活満足度は大変高いんですけれども、将来不安度が高いんですよね。 だから、まあ今はペット…

  22. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 416 字 会議録で読む

    今まで、例えば高齢の親と子の世帯、例えば一人親と子であろうと高齢の夫婦と子の世帯であろうと、八十代の親と五十代の子というようなそういう世帯であると、どちらかといえば子供が親の面倒を見ているだろうというふうに想定もされていたかもしれませんけれども、その先ほどの先生の御質問にちょっとずれちゃうかもしれませんけれども、その生…

  23. ありがとうございます。 多死社会だったり老老介護だったり、いろんな社会保障のその課題にぶち当たって、誰が将来困るのかということだというふうに思うんですね。その当事者の方たちが本当にそのことを将来まで描いていけているのかどうか。このマインドについてどうしたらいいかというのは非常に難しいなというふうに思うので、今ここではお…

  24. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 534 字 会議録で読む

    よく女性の雇用をもう少しきちんと経済的に安定できるようにしていきましょうと言うと、女性活躍の話かとかと言って耳に入ってこない方が経営者でも結構多いような、私、四国全県、いろいろ委員もしておりまして、ちょっとなかなか困ったもんだなというのがあるんですね。 そういう方たちに気が付いていただきたいのは、今のやっぱりZ世代の子…

  25. 三重は正社員の賃金でいえばワーストでございますので、男女差がですね、その辺りの課題もあるかなというふうに思わせていただきます。 人口マイノリティーである若者たちのその価値観に沿った雇用改革みたいなものが一番大事だというふうにおっしゃっていらっしゃると思うんですけれども、具体にやっぱり一番どういうことが必要だというふうに…

  26. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 690 字 会議録で読む

    今の若い方なんですけれども、東京一極集中が進んでいるので、地元に残っている若者によく聞かれることが多いんですけれども、出ていった方を止めたいのであれば、ちゃんと出ていった方に聞いていただきたいんですよ。 私、東京の研究所である利点を生かして、地方から来ていて東京在勤の方たちに調査をするわけですけど、圧倒的に地方との差で…

  27. あの手この手でやらないとということだと思いますけれども、例えばえるぼしとか、ああいうものも取得しているのはほとんど東京でということもあるけれども、でも、どこが取っているのかすら発信していないような状況というのもまだあるのかなというふうに思いますので、その辺りも必要なのかなというふうに思っています。 その若い人たちとジェ…

  28. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 141 字 会議録で読む

    簡潔に、じゃ、済みません、トップバッター、藤井でございます。 ジェネレーションギャップ、その結婚観であるとかジェンダー観を変えるというのは非常に難しいことではないかというふうに感じています。 それをよしとして何十年もきた方々ですので、その辺難しいかなと率直に思っております。

  29. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 154 字 会議録で読む

    藤井参考人が資料によく使われた出生動向基本調査で、理想のライフコース、親世代、おじいさん世代、息子さん世代比べられますので、それをお出ししたとき、富山の経済会の団体の皆さん衝撃が走っておりましたので、知らないということで、やりたくないのではなく、知らないんだと思います。 啓発していただければと思います。

  30. 山田昌弘 中央大学文学部教授 89 字 会議録で読む

    やはり子供や孫から攻めていくというのが一番いいかなと思います。 あなたの子供や孫がこのままだと結婚できませんよというふうに言っていくしかないのかなというふうには思っています。

  31. 参考人の先生方、本日はどうもありがとうございました。 まず、藤井参考人にお伺いしたいと思います。 六十五歳以上の人口がピークとなる年次が都道府県によって三十年ほど違いがあるということをお示しいただきました。そして、七十五歳以上の独居率、これも都道府県によって大きく異なるということなど具体的にお示しいただいたわけですけれ…

  32. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 535 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 課題先進地域といった場合に、今の過疎地域での問題というのは、高齢者も減っているんですけれども労働力も少ないということで、医療、介護の担い手が少ないということの問題がとてもクローズアップされていて、それに関しては、例えば私も以前、高知県での委員を務めていたこともあるんですけれども、そういった…

  33. ありがとうございます。 先生の論文、拝見いたしまして、国レベルでの制度化の部分ですね、もし必要な部分が、お感じであることがあれば。

  34. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 437 字 会議録で読む

    今進んでいる問題として、身寄りのない高齢者に対する、その例えば死後手続の問題であるとか、そういったことについては検討が進んでおります。 しかし一方で、やはり意思決定支援については、その死後手続などの中には入りませんのでなかなかちょっと手が回りづらい部分で、実態としては、ケアマネジャーさんであるとか訪問診療をしている医師…

  35. 死が日常的に大量に発生する多死社会ということが現実的にもう起こっているわけだと思いますので、こういった現実にどう向き合っていくのか、必要性を実感しているところなんですけれども、これ、先生からは重層的支援体制整備事業の二〇二五年度の実施自治体数が三割弱にとどまっているという事実を御指摘をいただいているところで、だからこそ…

  36. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 1,312 字 会議録で読む

    まず、女性活躍推進法の行動計画ということを地方の企業さんがそもそも知らないということが大問題だと思っていまして、これ、女性活躍推進法の対象は全企業なんですよ。全事業主なんですよ。しかし、現時点ですよ、二〇二二年の改正法以降、百人以下の企業は努力義務となっているんです。努力と言うとやらない、面倒くさいし。なので、絶対出せ…

  37. ありがとうございます。 権利意識を持った若者たちがインターネット経由で情報をしっかり見ていますので、企業側もそういうことをしっかり認識していかなければならないというふうにも改めて思いました。ありがとうございました。 続きまして、山田参考人にお伺いをいたします。 山田参考人からは、収入不安定な男性が結婚相手として選ばれな…

  38. 山田昌弘 中央大学文学部教授 354 字 会議録で読む

    短く一つだけ言わせていただきたいのは、これは私、政府の委員でも何度も、二十年ぐらい前から言っているんですけれども、社会保障の正社員主義を何とかやめてもらえないか。特に地方においては、観光とか飲食とか、まあ接待を伴った飲食業とか、そういうところで働いている男性も多いですけれども、女性も多い。さらに、農業の大部分は自営業で…

  39. 公明党の川村雄大と申します。 本日、お三方、先生方、大変にありがとうございました。 私自身も子育てをしている当事者でもあって結婚もしていますけれども、全てのお話が本当に身につまされるといいますか、本当に当事者意識を持って聞かせていただきました。そしてまた、事前にも資料も拝読をさせていただきましたけれども、本当に私自身も…

  40. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 340 字 会議録で読む

    重要な点、御指摘ありがとうございます。 まさに医療、介護、福祉の連携はもう本当に重要で、恐らくこの二〇一二年以降の地域包括ケアの展開の中でもそこに主眼が置かれてきたと思います。 私がとても感じるのは、医療、介護、福祉といった専門職の連携というのは比較的専門職同士なので取りやすく、しかし一方で、例えば重層的支援体制のよう…

  41. 非常に重要だと思います。地域医療調整会議というものを持つといいましても、専門家、あるいは行政、あるいは当事者、家族といった人たちでいろいろステークホルダーが集まってきますので、そこの本当に話合いの仕方というものがすごい重要になってきます。 その上で、本当に今後の将来のその地域の人口の行く末というものが本当に解像度を持っ…

  42. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 798 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 本当に、出生率を吹き飛ばしてしまうぐらい二十代の女性の移動が激しいということになります。先ほど藤井先生の方からも出ていましたけれども、人口置き換え水準ですね、いわゆる母親世代と娘世代が同数になるためというのは日本全体では二・〇六から〇七なんですけれども、例えば秋田の場合ですね、途中で生まれた女性…

  43. ありがとうございました。よく分かりました。 一方で、結婚するしないというのはどこまで行っても個人の自由に委ねられるべきでございますし、それは男性であっても女性であってもそうでありますので、人口がどんどん変わっていって社会構造が変わっていくにつれて、やはりそこに即応した価値観の我々自身のアップデートといいますか、そういっ…

  44. 山田昌弘 中央大学文学部教授 647 字 会議録で読む

    よろしいですか。 いや、これが難しいところで、やはり公平性というものが、奨学金返済中なので返済するまで結婚できないという人に私、未婚者インタビューの中で何人も会いました。でも、既に返済してしまった人との公平性をどう確保するかというのが技術的にすごい問題があると思うので、それは本当に段階的に何らかの形でやっていただく、考…

  45. 日本維新の会の上野ほたるでございます。 本日は、参考人の皆様方におかれまして、大変重要なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。 一番最初、まず藤井参考人にお聞かせいただきたいと思います。 ほかの議員の方も同様のことをおっしゃられているんですけれども、単身世帯の高齢者の方、これから増えていくという局面に入…

  46. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 603 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 先ほどちょっと私の言い方が悪かったかもしれませんが、キーパーソンが東京ではもちろん多いんですけれども、都心部であると未婚の人が相対的に多いので、キーパーソンのいない高齢単独世帯が今の時点で都心部では比較的多く、今の時点では地方の方が離れて暮らす子供ですとかが多いというような状況でございます…

  47. ありがとうございます。 本当にこの重層的に支援をしていくということは、これから先、より一層重要になってくると考えております。私たちもしっかりとそこのサポート面について力を尽くしてまいりたいと思っております。 次に、天野参考人にお伺いしたいと思います。 私も富山県在住でして、県の方でも大変、天野参考人にもお力添えいただい…

  48. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 1,335 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 あれですよね、地方に若年女性が雇用で定着していただくための方策ということで、好事例と申しますか、今の方たちって、やはり高齢者が非常に多い中で、二十代にアンケート取ると一番の不安は年金とかといって、自分の老後に非常に不安を持っておられます。ですので、生涯稼ぎ続けられるかどうかというのは非常に大事に…

  49. ありがとうございます。 本当におっしゃられるとおりで、耳の痛い話ばかりなんですけれども、経産省などでもDXに対する支援策とかは出しているんですけれども、実際にそれが就職につながるというケースというのをこれから先も進めていく必要性があるのかなということを感じました。 次に、山田参考人の方にお伺いします。 本当に地方におい…

  50. 山田昌弘 中央大学文学部教授 493 字 会議録で読む

    私、地方の結婚支援をもう二十年以上続けていて、やはり失敗するのは、先ほど言ったように、農家の嫁とか男女をそのまま集めて会わせれば、何でしょうか、勝手にしてくれるだろう、勝手にカップルになるだろうぐらいのところは失敗します。長い目で見て、カウンセリング等、地方の自治体関係の支援でもカウンセリングをしながら、会った後もきち…

  51. ありがとうございます。 三人の参考人の皆様から大変貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。 本当にいろいろとこの少子化対策というのは様々なところにつながってまいりますし、こうした支援策、私たちも力を精いっぱい尽くしてまいりたいと思いますので、今後とも御指導いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ありが…

  52. 参政党の宮出千慧と申します。 本日は、お三方、本当に貴重なお話をありがとうございました。 まず、藤井参考人からお聞きをしていきたいと思います。 本当にこのお話を伺っていて、二〇五〇年にはもう男性の六十五歳以上の単独世帯の割合が六割近くということで、これ本当にちょっとぞっとするような資料だなと思いながら拝見をしていたんで…

  53. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 868 字 会議録で読む

    大変に難問を今投げていただいたかなと思っておりますが、恐らくやはり地域地域によってその実情が違いますので、それぞれの地域に合ったような解決策というのはあると思います。 宮出委員がおっしゃったように、おばあちゃん仮説のような考え方としてもあると思いますし、私どもの同僚で中国人の研究者がいるんですけれども、中国では子供が小…

  54. ありがとうございます。 本当に、男性がどう社会に関わっていけるかというのをつくっていくのが本当に大事かなというふうに思いました。 次に、天野参考人にお伺いしたいと思います。 ちょっと最初にいただいていた資料の方で一点だけ少し気になったところがございまして、資料の二十七ページにございました、移民の少ない、日本が本当に移民…

  55. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 924 字 会議録で読む

    先ほどの人口移動のお話で気付いていただけたと思うんですけれども、例えば合計特殊出生率が非常に低くても子供が減っていない国というのがありますよね、カナダとか。移民を入れると一・四から一・三まで下がりましたけれども、これ移民の女性をどんどんどんどん入れているからなんですよね。二十代女性の未婚割合が高くなります、横滑りで。…

  56. ありがとうございます。 本当におっしゃるとおりで、私も政治活動していると、子育ての支援をもっと手厚くと言うと、やっぱり高齢者の方々からなぜそこばかりやるんだというふうにおっしゃる方がたくさんいらっしゃるので、でも、日本の未来を考えたときには、やっぱり今そちらに注力する必要があるんではないですかということは申し上げるんで…

  57. 山田昌弘 中央大学文学部教授 365 字 会議録で読む

    ここで言われる長期的リスクというのは、将来孤立してしまうリスクなんですね。 それも、まあ私、先日、五十代独身者調査というのをやってきたんですけれども、将来どうですかというふうに聞くと、ううん、今は考えたくないと言う人がほとんどだったので、今が、取りあえず今がオーケーであればという人がどうも日本では多いみたいだと。かつ、…

  58. ありがとうございます。 今は幸福だからいいみたいなお話がありました、バーチャルに逃げるといいますか。これも、何というんでしょう、バーチャルに逃げてしまうと、やっぱり今の現実をどう良くしていくかというところに発想が至らないのかなというふうに、ちょっとそういったところも、国民の意識の低下というのを私もちょっと危惧をしている…

  59. 山田昌弘 中央大学文学部教授 879 字 会議録で読む

    SNSに限らず、私、最近、AIの発達というものが仕事の世界だけではなくてプライベートな世界も変えていくかもしれないというふうに思っていて、その付き合い方を今後どうしていくか。 先日調査したばっかりなんですけれども、結婚している人でも、一番信頼できる相談相手としてAIを回答する女性、まあ女性というか妻ですが、結構いたとい…

  60. 本当に社会の在り方が大分変わっていくんだろうなということで、そういったこともこれから考えていきたいと思います。 本日は、興味深いお話をありがとうございました。

  61. 日本共産党の白川容子です。 今日は、参考人の皆さん、本当にお忙しい中、貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。 この人口動態、正確につかむということですとか、とりわけこの人口減少対策ということについて、私たち本当に向き合わなければならない大切なテーマだというふうに思っているんです。しかし、この出生率の低さ、こ…

  62. 山田昌弘 中央大学文学部教授 718 字 会議録で読む

    例えば、四、五年前でしたら、本当に具体的に卑近な話をしますと、四、五年前でしたら、あの有名なゲーム機を持たせられないのはかわいそうだですよね。つまり、普通の子、普通の、普通というか、多くの子供が持っているゲーム機とかが持っていないと、仲間外れにされるというよりも、一緒に遊べなくなってしまうという可能性がとても高い。だか…

  63. それともう一つなんですが、これ衝撃的でして、結婚相手に望む年収というところで、十五ページにも示されていますけれども、四百万円以上でないと、先生も論文の中にも、いろんな文献の中にも書かれていらっしゃいますけれども、四百万以上でないと結婚の対象にもならないよということだというふうに思うんですけれども、この四百万以上というと…

  64. 山田昌弘 中央大学文学部教授 322 字 会議録で読む

    もちろん、最近はもしかしたら上がっているかもしれませんけれども、大体五、六百万ぐらい年収がないと、二人子供を育てて不動産を買って、大学に入れ高等教育受けさせるぐらいというふうに多くの人は思っていると思います。それで、いまだ日本はパートが、女性はパートが主なので、男性四百万、女性百何十万のパートでそれぐらいないとやはり無…

  65. ありがとうございます。 やっぱり私思うのに、この所得格差ですとか学歴格差ですとか、その貧富の格差というのが再生産される社会になってしまっているのではないかというふうに思うんですね。要は、所得格差というのが深刻になっている中で親の所得の低い世帯というのは、自己負担の大きい教育費払えない、だから高等教育受けられない。若しく…

  66. 山田昌弘 中央大学文学部教授 355 字 会議録で読む

    それは、普通に、普通というか常識的に考えれば、自分の収入が不安定だから、結婚するんだったら安定する収入じゃないと困るというふうに思う若い女性は多いと思いますね。 ですが、近年は、最近は、男性においても、もう学生に話を聞いても、東京で家を持つんだったら正社員プラスパートじゃ無理だなというふうに男性も思い始めているので、女…

  67. ありがとうございます。 それで、藤井先生にもお聞きをしたいんですけれども、結婚相手の条件として重視をする割合で女性に経済力を求める男性が約半数にということで、私からしますとようやくここまで来たかというような思いもあるんですけれども、しかし、結婚に求めるものが男女とも変化をしてきているのだという御指摘もあるんですけれども…

  68. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 79 字 会議録で読む

    これに関しましては、先ほど山田参考人がおっしゃったとおりです。やはり男性自身の年収も下がってきているので、東京では生活がしづらいということに尽きると思います。

  69. 無所属の尾辻朋実と申します。 本日は、大変お忙しい中、また持ち時間二十分と大変短い中で非常に貴重なお話を聞かせていただきまして、誠にありがとうございます。 順番は相前後いたしますけれども、私は鹿児島県の選出でございまして、私の父が長いこと参議院でおりまして、更に遡りますと、先生、年寄りとおっしゃられましたけど、もっと父…

  70. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 1,270 字 会議録で読む

    地方いろいろなところに昨年も行っておりまして、製造業が、製造業率が高い若しくは製造業を自慢にされているところほどすごい勢いで減っているわけですよね、若い女性が。 製造業でうまくいっているところの事例というのがでも出てきておりますので、個別の話としてさせていただきますけれども、まず、やはりこれ岩手県のいわゆる金属加工業さ…

  71. ありがとうございます。 改めて、先ほど来のお話の中でも、結婚をした男女においての生涯の子供の数には余り変動はないんだけれども、まず結婚に至る個人が減っているという話で、当然、当然に結婚するかどうかは個人の自由だということを大前提に申し上げる話ではありますけれども、今インターンのお話があった中で、鹿児島県の保育園でも地域…

  72. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 318 字 会議録で読む

    これについては調査をしたことがないのでちょっと分かりづらいんですけれども、ただ、例えば実際に母親世代の女性に聞くと、自分自身がやっぱり見たい、子供が小さいときというのはもう限られた時期なので、その大切な時期をやはり自分が見たいという思いが強い方が多いなというのは調査から受ける印象です。 ですので、例えば自分が見なくても…

  73. ありがとうございます。是非またそういった視点での数字もありましたら、いずれか教えていただけると。 やはり今のお話をずっとお聞きをしていても、およそ三十年前に第一期エンゼルプランから始まった厚生労働省の少子化対策が都市部では一定の効果を見ていると。他方で、地方でこれからどういうふうな少子化対策を打っていくべきなのかという…

  74. 山田昌弘 中央大学文学部教授 493 字 会議録で読む

    事例かどうかは分かりませんが、数年前調査したデータで、私と共同研究者でデータ出したんですけれども、親が仲良ければ結婚しやすいというデータはありました。ただ、今は、日本というのは、何というんでしょうか、余り夫婦仲が良くなくても夫婦でいるケースが多いので、のままというケースが多いので、そういうのも一つの例になるかもしれない…

  75. それでは、以上で各会派の一巡目の質疑は終了いたしました。 二巡目は、答弁を含めた時間がお一人十分以内となるように御協力をお願いいたします。 これより二巡目の質疑を行います。 質疑のある方は挙手を願います。 山本佐知子君。

  76. 自民党の山本佐知子と申します。 三人の先生方には大変有意義なお話を今日いただきまして、また質疑応答の中でも、私もたくさんいろいろな気付きを皆様方からもいただきました。本当にありがとうございます。あと少しだと思いますので、もう少しお付き合いいただきたいと思います。 まず、藤井参考人に伺いたいと思います。 先ほど来ほかの皆…

  77. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 840 字 会議録で読む

    大変難しい質問でございます。 やはり、五十代、六十代の男性も多様でございまして、引きこもりがちの男性もいれば、引きこもってはいないけれども、仕事以外ではもう全然人付き合いがないということもございまして、先ほど来ちょっと繰り返しになりますけれども、今の高齢で、例えば七十代、八十代の今の高齢者と五十代、六十代とでは結婚して…

  78. ありがとうございます。 地域で皆さんでという視点が大事なんだなということも改めて思いました。ありがとうございます。 次に、天野参考人に伺いたいと思います。 女性の社会参画の一つの指標に、女性経営者あるいは女性管理職の人数というのもあると思います。 先ほど来、やはり若い女性が特に地方で働くことができるためには、やっぱりそ…

  79. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 1,004 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 この女性管理職比率は非常に、管理職パラドックスと私呼んでおりまして、実は二十代女性流出率がとてつもなく高いエリアが管理職比率高いんですよ。これ、なぜだと思われますかね。実は企業規模が影響しておりまして、地方はファミリービジネスが多いんですね、オーナー企業とかの。そうすると、管理職比率を増やそうと…

  80. ありがとうございます。 今のは、その統計学上の数字のいろんなわなといいますか、先ほど先生もこちらでもおっしゃっていただきましたけれども、なかなか私たちでは気付かないことを教えていただきました。ありがとうございます。 また、先生の資料には科学的な人口政策ということを、私ちょっと今も覚えているんですけれども、やっぱりそうい…

  81. 山田昌弘 中央大学文学部教授 394 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 なかなか変わらないかなというふうに思っていて、かつ最近はいわゆるSNSの発達によって、何しているかというのがすぐ見えてしまうように、すぐ比較してしまうような社会になってしまっているというのがなかなか、まあ突き抜けるというか、いろいろ若者の行動を相当制約しているかなというふうに思っています。 だん…

  82. 国民民主党・新緑風会のかごしま彰宏と申します。 本日は、三名の先生方、貴重な時間で、御講義を拝聴させていただきまして、誠にありがとうございました。 また、委員の皆様も、二巡目のお時間頂戴いたしまして、ありがとうございます。 十分以内ということでございますので、お一人一問ずつお伺いをさせていただければと思っております。…

  83. 藤井多希子 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 719 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 二点目の方から、経済的なものが上がれば子供を持ちたいと思う人が増えるのかということについては、ここまでの、二〇一〇年代までの少子化の傾向の九割が未婚者が増えたことによるというような研究成果がございますので、既に結婚している人が二人目、三人目を持つということについてのその理由が経済的なもので…

  84. ありがとうございました。大変よく分かりました。 この自分の時間をいかに使うのか、そして自分の労働意欲といったものにどう向き合っていくのかといったことも大きな課題なんだというふうに思います。 そうした中、天野先生にお伺いをさせていただきたいんですが、私も今この国会議員になる前は財団法人で働いていて、そのときはリモートワー…

  85. 天野馨南子 株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャー 835 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 おっしゃっているリモートとフレックスというのは、東京商工会議所が二四年八月に発表した東京在勤の若い世代の結婚、それから子育てに必要だと思う働き方のツートップでございますので、もうそのとおりで、これがないとやはり今の若い方たちは結婚しづらい、また働き、子育てしづらいと思われるということはもう間違い…

  86. ありがとうございました。 私、神奈川県選出でございましてちょっと鼻が高いんでございますが、そうした例もしっかり勉強しながら私も提案をしてまいりたいと思います。 そうした中、最後に山田先生にお伺いをさせていただきたいんですが、時間もあれなので端的にお伺いをさせていただきます。 最近、やっぱり政府の方で、労働時間規制の緩和…

  87. 山田昌弘 中央大学文学部教授 486 字 会議録で読む

    私、十五年ぐらい前にオランダを調査してきたんですけども、とにかく正規と非正規の格差がないというのは当然なんですけれども、一番びっくりしたのは、労働時間を自由に決められるということなんですよね。長時間労働する人いないのかと聞いたら、それはいるよ、本当に、一人で、単身でいる人は、長時間選択する人もいるし、短い時間を選択する…

  88. ありがとうございました。 やはりこの個人の働きたい、その就労意欲というものにどう向き合うのかと。その中で、フレックスなりテレワークなり、あるいは家庭の状況なり、そういったものを照らし合わせてベストな制度を考えていくという御指摘だと受け止めました。ありがとうございました。 以上で終わります。

  89. 他に御発言もなければ、参考人に対する質疑はこの程度といたします。 参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。 皆様には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただき、誠にありがとうございました。調査会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 本日はこれにて散会いたします。 午後四時四分散会

この会議録の出典

出典: 国会会議録検索システム(国立国会図書館) ・PDF

会議録 ID: 122114324X00120260304

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