2026年4月28日(火) 衆議院 災害対策特別委員会 第7号

衆議院 災害対策特別委員会 第7号・第221回国会

100発言
11人が登壇
6.7万文字
4/28この日の国会

この会議の議題

  1. 防災庁設置法案(内閣提出第一三号)
  2. 防災庁設置法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(内閣提出第一四号)

会議録冒頭の「本日の会議に付した案件」から機械的に取り出したものです。

誰が何回話したか

発言者会派役職回数文字数
菅野拓 — 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 14 18,715
菅原茂 — 宮城県気仙沼市長 13 12,525
関芳弘せきよしひろ 自由民主党・無所属の会 — 13 1,011
石井美恵子 — 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 10 9,567
阪本真由美 — 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 10 8,060
佐々木真琴ささきまこと 国民民主党・無所属クラブ — 8 3,484
山田瑛理やまだえり チームみらい — 8 3,173
黒田征樹くろだまさき 日本維新の会 — 8 2,252
山口晋やまぐちすすむ 自由民主党・無所属の会 — 6 3,080
工藤聖子くどうせいこ 参政党 — 5 2,340
中川宏昌なかがわひろまさ 中道改革連合・無所属 — 4 2,500

この会議でよく出た語

発言の本文から、漢字 2 文字以上・カタカナ 3 文字以上の語を機械的に数えたものです(手続き用語は除いています)。

発言の抜粋

主な発言の冒頭だけを載せています(100 件のうち長いもの 85 件)。全文は各発言の「会議録で読む」からどうぞ。

  1. これより会議を開きます。 内閣提出、防災庁設置法案及び防災庁設置法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として、宮城県気仙沼市長菅原茂君、大阪公立大学大学院文学研究科准教授菅野拓君、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授阪本真由美君、国際医療福祉大…

  2. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 3,811 字 会議録で読む

    皆さん、おはようございます。宮城県気仙沼市の市長の菅原茂でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 東日本大震災から十五年が経過しました。岩手、宮城、福島の被災三県の中で、沿岸部において首長を継続して続けているのは私のみになってしまいました。また、一昨日、五選を果たしましたので、このことが私の使命と思い、これからも…

  3. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 6,401 字 会議録で読む

    よろしくお願い申し上げます。大阪公立大学というところから参りました菅野と申します。 本日は、このような機会をいただきまして、ありがとうございます。 防災庁の設置法案、非常に歓迎しているという大前提の下に、もう少しだけこの部分を更に注力いただけるとうれしいなとか、こういったことをもうちょっと考えていただけるとうれしいなと…

  4. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 4,801 字 会議録で読む

    本日は、このような大変貴重な機会をいただき、誠にありがとうございます。 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科の阪本真由美です。 私は、防災教育ですとか被災者支援、防災政策などについて研究をしております。本日は、その観点から、防災庁の意義ですとか今後目指すべき方向性についてお話をさせていただきます。 日本は、地震、津波、…

  5. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 5,524 字 会議録で読む

    このような貴重な機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。 私の方からは、防災庁の在り方について、主に四点についてお話をさせていただきます。多分、菅野委員、阪本委員と同じような内容も少し含まれておりますけれども、まず第一点が、国と関係省庁、それから都道府県、市町村の責務というものの災害対策基本法の抜本的な見直しを是非…

  6. 皆さん、おはようございます。自由民主党の山口晋です。 本日は、四名の参考人の皆様方に大変に貴重なお話を伺い、様々御示唆をいただいたこと、しっかりとこれを法案に反映をしていかなければというふうに思っております。 そしてまた、菅原気仙沼市長におかれましては、本当に、選挙戦が終わった直後にもかかわらずこの場に来ていただき、ま…

  7. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 477 字 会議録で読む

    私たち、東日本大震災においても、今先生がおっしゃられた三つのことは非常に課題になりました。そういう意味で、先ほど私の方からそのことを、自治体の長は目の前のことで一生懸命、時間がありませんので、中央省庁の方から人を出していただいてそこを整理して、また、各省庁とつなぐ、また交渉する役割を担ってほしいという話をしました。その…

  8. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 695 字 会議録で読む

    山口先生御指摘のとおり、やはりワンストップで対応していくというのが本当にどの被災地でも望まれていることであるというふうに思いますし、そのときに、あってはならぬことかとは思いますけれども、ワンストップで受け止めたものを他省庁の皆さんがうまく果たしていただけない、そういうことを想定して勧告権というものを設定しているとは思う…

  9. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 430 字 会議録で読む

    災害時には、省庁間連携が求められる事項が本当にたくさんあります。例えば、仮設住宅を設置するのは国土交通省、入居者の支援をするのは厚生労働省、都道府県が住宅の手続をして市町村が支援する、ボランティアが被災者の支援をしていくみたいな構図になっています。 こういう省庁間の連携が求められる事項をどこが責任を持ってやっていくのか…

  10. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 504 字 会議録で読む

    先ほども申しましたけれども、クラスターアプローチのような手法を参考にして、漏れ、むらをまずなくす。何がちゃんとできているのかということの概念整理をしないといけないんだと思うんですね。その上で、それはどこの責務なのかということを整理した上で、それを実行する上で何か必要があったときに、災害が起きたときではなくて、むしろ事前…

  11. ありがとうございます。 しっかりとやはりこの勧告権について考えていかなければならないと思いますし、私自身の経験上、国レベルはいいとしても、国と県と市とか、市町になっていくと、やはり縦の方の連携というのは本当に難しいなと改めて感じたところでありますので、その辺を含めた、勧告権をしっかりと行使できるような形で進められればと…

  12. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 915 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 本市においては、先ほど申しましたように、大変海に近い、それも気仙沼市において最も外洋に近いところに建っていました気仙沼向洋高等学校が、四階建ての建物で四階まで被災をしました。幸い人は亡くなりませんでしたけれども、建物としては壊滅的な状態になりまして、現在、そのまま保存しております。 その脇…

  13. ありがとうございます。 しっかりと進めていけるように、国からも支援をしていかなければと考えております。 続きまして、菅野参考人にお伺いしたいと思います。内容は、防災局の設置規定についてであります。 本日の先生の資料の中においては、餅は餅屋の防災とおっしゃっていて、しっかりと、出身セクターが様々なプロパーの職員を中心に専…

  14. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 670 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 防災局の設置基準ということでございます。 御指摘のとおり、やはり専門性をちゃんと蓄積していけるということが防災庁及び防災局の強みかと思います。自治体、例えば都道府県を見ても、なかなか、防災担当の専門職員をしっかりと置いて、そこに専門性を蓄積して対応しているということはかなり少ないのではなか…

  15. ありがとうございます。 ちょっと時間も限られてきましたので、続きまして、阪本先生、福祉支援についてお話を伺いたいと思います。 以前も先生は、衆議院の特別委員会で参考人として御発言されたときに、恐らく三点のことをおっしゃっていたと思っておりまして、一つは、避難した被災者の方々の情報の把握と情報の活用、そして二点目が、福祉…

  16. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 366 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 福祉支援については、三つぐらい取組が必要だと考えています。一つは、被災した地域の福祉施設の事業継続に対するサポートです。この人たちが事業を継続できない限り、被災地にいる高齢、障害のある方を支える仕組みはありません。二つ目は、個別避難計画として、平時からそういう方々の情報把握、そして災害が起…

  17. ありがとうございます。 最後に、石井参考人の方に、海外支援についてお話を伺いたいと思います。 先ほど先生は、海外でいろいろな経験をされて、日本に来たときに日本の脆弱さに対してちょっとショックを受けたというようなお話がございました。しかし、私自身は、今回の高市政権においても成長分野の一つとして防災を位置づけているといった…

  18. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 323 字 会議録で読む

    大変難しい御質問をありがとうございます。 例えば、スマトラの地震、津波災害で支援に行ったときには、なぜ支援に来る前に津波警報という仕組みをODAで支援してくれなかったんだということをたくさんの被災者の方から言われました。ですので、恐らく、日本の強みはそういったハード面のところなんだろうと思います。 さらには、先ほど申し…

  19. 中道改革連合の中川宏昌でございます。 本日は、四名の参考人の皆様、大変お忙しい中、当委員会に御出席をいただきまして、貴重な意見をお伺いさせていただきましたこと、心から感謝を申し上げます。 それぞれ、現場の最前線で長年被災者支援また被災地支援をされてきた皆様でございまして、構造的な課題をよくよく御存じの皆様であるというふ…

  20. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 1,670 字 会議録で読む

    中川先生、御質問ありがとうございます。 まずは、官民協働ということで、やはりここが実は一番迅速に様々な効果が出る部分。今まで、まさに例えばハード整備であるとか救命救助や治安維持といったところは、本当に政府が一丸となって対応されてきたことなんですね。更にレベルをずっと上げられてきたところですが、やはりここの部分というのは…

  21. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 539 字 会議録で読む

    御質問どうもありがとうございます。 やはり、被災者支援の質を上げていくには、民間の力というものが不可欠です。行政ができる支援というのは恐らく必要最低限の支援でして、それだけで命が守れるかというと、決してそうではありません。よりよいサービスの提供には、やはり民間の力が必要です。 そのときに、例えば、避難所での食事の提供で…

  22. ありがとうございました。 被災者支援の質を上げていくためには民間の力が必要だというお二人の先生からのお話でございました。その中でも、具体的にお話がありましたけれども、災害ケースマネジメントの全国展開、被災福祉施設への応援派遣、また物資の支援、そして避難所の運営における民間の力の活用など、大変具体的に重要な指摘をいただい…

  23. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 1,181 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 やはり、三つあるかというふうに思っています。 まず、今、じゃ、災害ケースマネジメントをやってくださいと言われて、確かに、先ほど申し上げたように、例えば包括的支援体制整備であるとか地域包括ケアとか、今地域で社会福祉上の課題若しくは医療上の課題なんかに対応されようとしていらっしゃるような取組と…

  24. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 673 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 福祉の視点をどう入れるかということなんですけれども、まず第一点として、私、海外の学会で福祉避難所についての発表をしたときに、日本人は面白いことを言うわね、シェルターは福祉の場所でしょうと言われて、なので、まずは、広域避難の前に一定期間、安全で安心できる避難生活ができる環境をしっかりと準備を…

  25. ありがとうございました。 まず、石井参考人がおっしゃっていた住民への啓発というのは、私は事前防災という観点からも非常に大事だと思っていまして、ここに力を入れていくことはまず大前提として大事なことだと思っております。 そして、その上で、菅野参考人が言われていた、まずはケースマネジメントの全国的な制度化をしていくことと、受…

  26. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 751 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 市町村は、まさしく何倍の職員があっても足らないというような状況にあります。現在では、自治法におきまして、全国の自治体から応援の職員が来ることになっております。そのことのより確立というものが必要だというふうに思っています。 本市において実際に起こったことですが、職員も被災者だということもあり…

  27. 実体験に即した貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。 時間になりましたので、終了したいと思います。ありがとうございました。

  28. 日本維新の会、黒田征樹でございます。 今日は、四名の参考人の皆様、貴重なお話をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。 私自身は、大阪の堺というところで市議会議員をしてまいりまして、その初当選が二〇一一年ということで、まさに東日本大震災の直後の統一地方選挙でして、当選後、これは全国の自治体そうだったと思いま…

  29. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 625 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 防災庁の機能ということでありますけれども、東日本大震災においては復興庁が立てられました。復興庁が設立されるまで実は十一か月かかっております。翌年の二月一日であったかなと思っておりますけれども、その間も、政府は政府の中で担当の部署をつくりつつやられたということだと思います。 復興庁ができまして、私…

  30. ありがとうございます。 まさにおっしゃるとおりかなというふうに思いますので、我々も、もし防災庁が設置されるということになれば、そういったところもしっかりと見ていきたいというふうに思っております。 再度、菅原参考人にお聞かせいただきたいと思います。 自治体にとって、専門人材を確保していくというのが非常に難しいというふうに…

  31. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 639 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 例えば本市で言えば、現在部長になっている人たちは四十前後だったと思います、被災したときに。課長になっている人たちは三十代ということで、まだしばらく、すぐ同じことが起こっても同様以上の対応ができる体制には今はありますが、やがてそのことは難しくなってこようかなと思っています。 そういう意味で、冒頭お…

  32. ありがとうございました。 防災大学校というか、そういった養成機関というか、そういったのは僕も早急に設置していくべきだなというふうに思っていますので、その辺の後押しもしっかりさせていただきたいというふうに思います。 続きまして、菅野参考人にお聞かせいただきたいと思います。 各地域では、防災訓練というものを自治会主体にされ…

  33. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 1,240 字 会議録で読む

    黒田先生、御質問ありがとうございます。 被災者データベース、なかなか、今までの災害というのはおっしゃるとおりアナログでして、必ずしも避難所に行くことだけが恐らく正解じゃない人も避難所に何とかというのが多分市町村さんの、ある意味では、どんなに頑張っても人員等々の限界でもあったんだろうなと思います。そこで、抜本的に変え得る…

  34. ありがとうございます。 まさにおっしゃるとおりだなというふうに思うんですけれども、これは、被災者の方を要は行政側が勝手に把握をして、プッシュ型で何かをしていく、そういうイメージということでよろしいでしょうか。

  35. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 215 字 会議録で読む

    そのとおりかと思っております。 ただ、当然、個人情報の厳格な壁というか、やはり個人情報はちゃんと使わなければいけないということだと思いますので、やはりその使途というのは一定限定をされたもの。例えば、法的に問題がないというふうにされているのが先ほどの支援会議の場であるとか、あと、防災訓練なんかはもっと積極的に使ってちゃん…

  36. ありがとうございます。 そこら辺、僕も、できることというのは努めていきたいなというふうに思っていますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 続きまして、阪本参考人にお聞きしたいと思います。 いただいた資料で、なぜ災害関連死を減らせないのかというところの一番大きな理由の中に、地震のショック、余震への恐怖による肉体的、精…

  37. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 293 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 地震、津波対策などの弱さを示していると思います。 地震が来ても、耐震化が進んだ家でどのように身を守るかを知っているとか、地震がどのような仕組みで起こり、その後どう津波が来るのかという理解があれば、ある程度対策をすることができるんですが、そういう理解もなく、御自宅の耐震化などが進まない状況で、慌て…

  38. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 400 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 恐らく、イタリアの例がやはり参考になると思うんですね。イタリアの人たちは、被災者を幸せにするということをモットーにして活動されています。それは何かというと、情緒的なものではなくて、被災者の方たちは心身共にエネルギーが枯渇した状態にある、だから、その人たちに、安全な居住空間、それから安心でき…

  39. よく分かりました。ありがとうございます。 続けて、ちょっと阪本参考人にお聞きしたいというふうに思います。 備蓄の自治体格差の解消というものが非常に大事かなというふうに思っています。共同調達とかそういったことも議論としてはあろうかなというふうに思いますけれども、これを制度化することの課題とかその可能性、そういったものにつ…

  40. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 362 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 地方自治体が持つ備蓄については、データ公開が進むようになって、ようやく自治体間の格差が見えるようになってきました。それぞれの自治体がそれぞれでそろえてはいたものの、ほかの自治体と比べてみると足りていないみたいな課題があるように思います。 そこをこれから先、漏れやむらがないように拡充していく…

  41. ありがとうございます。 最後になるんですけれども、補完性の原則に沿って自治体というものは運営されているという中で、その在り方というものも、まさに今、基礎自治体の方が一番負担が大きいというところで、どこをどうしていくべきかというのを再度整理しないといけないというのは共通の認識かなというふうに思いますけれども、今まで運営を…

  42. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 806 字 会議録で読む

    我こそはで出てまいりました。申し訳ございません。やはり補完性の原理をもっと働かせるべきだというのが私の強い主張でもございますので、質問に答えさせていただければと思います。 やはり、災害対策基本法の中に二つ概念がないと実は思っているんです。 一つは、災害の規模という問題です。 要は、大きい災害でも市町村がやるんだと。例え…

  43. 国民民主党の佐々木真琴です。 参考人の皆様、本日は大変お忙しいところ、貴重な御知見を賜りまして、本当にありがとうございます。 十五年前の東日本大震災、私、当時岩手県宮古市におりまして、十四歳でございました。避難所の生活もしましたし、在宅避難もして、車中泊もして、水も自分でくみに行ってというような様々な経験をしましたので…

  44. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 612 字 会議録で読む

    気仙沼を愛していただきまして、大変ありがとうございます。私も宮古は大好きです。 大槌の火災において、緊急消防援助隊、本市も早速、私も選挙中でありましたけれども、夜八時半の出発ということで、消防本部に行きまして、激励、見送りをさせていただきまして、今、替わりの替わりの順番ぐらいで行っているかなというふうに思っております。…

  45. ありがとうございます。宮古の件も触れていただき、ありがとうございます。 続いて、もう一度御質問をさせていただきたいんですけれども、先ほど冒頭申し上げましたとおり、大槌で今起きているのが、善意で物資がどんどん現地に届いてしまって、もう置くところもなくて大変困っているという電話が、今朝、この委員会が始まる前にも現場から届い…

  46. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 438 字 会議録で読む

    まず、災害の規模によって、規模というか集中度合い、例えば今回の場合は大槌一か所ですね。一か所だから全国から来てしまうんです。これが広域であればある程度分散するということがありますので、事情は災害によって違うのかなということはございますけれども。 今の御質問に関して私が感じたことは、まずは、何が必要かというようなリストの…

  47. ありがとうございました。 では、続いて、石井参考人に御質問させていただきたいと思います。 先生は、我が国の防災対策基本法における主体性の在り方について、抜本的な見直しが必要であるというところを訴えておるかと思います。特に、イタリアの例を取りましても、自治体職員も被災者であるというところであるとか、先ほどは、幸せにすると…

  48. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 408 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 イタリアの例を取りますと、これはもう事前にしっかり計画されているんですね。この地域が被災をしたらここに避難所を設営するというところがもう決まっていて、そしてしっかりと訓練をしていきます。そして、この訓練の予算も国が負担をしているわけです。ですので、日本の場合は備蓄で止まってしまって、避難訓…

  49. ありがとうございます。 重ねて石井参考人に質問させていただきたいんですけれども、良好な生活環境をあまねく享受できるようにするという概念が今回具現化され、具体的にしていくためにどういった観点が必要かということなんです。 先ほどの説明の中で、非常用発電機であるとか空調設備を設置してほしい、義務化していきたいというところを御…

  50. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 622 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 何度も言いますけれども、イタリアでも、やはり発災から四十八時間は現場で乗り切らなきゃいけないフェーズがあるんですね。なので、体育館等の指定避難所はその四十八時間を乗り越える場所として、かつ、空調設備については東京都が突出して設置しているんですけれども、ほかの都道府県は本当に数%程度だったりします…

  51. ありがとうございました。 では、続いて、阪本参考人に御質問させていただきたいと思います。 先ほど、防げるはずの災害関連死を減らせなかったというような非常に重い課題を御指摘いただいていると思います。災害関連死を防ぐためには、避難所外の被災者の把握が非常に不可欠であるというふうに私自身も感じております。 自分の経験を踏まえ…

  52. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 480 字 会議録で読む

    大変重要な御指摘をありがとうございます。 在宅、避難所外にいる被災者の情報を把握するというのは決して簡単な話ではないんですが、まず大事なのは、御本人が情報を発信できるような仕組みを考えていく点です。被災者は動くんですが、どこへ行っても情報が追跡できるように、被災者のデータベースを構築して、それを全国レベルで運用できるよ…

  53. ありがとうございました。 では、続いて、菅野参考人にも御質問させていただきたいと思います。 先生は、餅は餅屋というところを資料の中でも何度も発言されております。民間のプロの力を活用するという重要性も非常にこれからは大切になってくると思います。 今、大槌の現場でも、先ほど来申し上げていますとおり、物資のミスマッチが起きて…

  54. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 856 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 まさに、ハブという言葉が出たかと思いますが、防災庁に求めるものはそれですね。そのためには、餅は餅屋と言っていますが、当然、餅屋の世界にそれぞれ文化ややり方というのはあるわけなので、それを熟知しながら、そこと協働していく、パートナーシップを組んでいく、これが防災庁の職員さん方に求められる仕事…

  55. ありがとうございます。 では、続いて、石井参考人と阪本参考人に伺いたいと思います。 避難生活が長期化するといったところの視点なんですけれども、生活の質の確保は非常に重要になってくると思います。尊厳ある生活への権利もありますし、社会的特性、高齢化であるとかにも応じた事前対策も必要であるというふうに考えます。 防災庁が災害…

  56. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 191 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 やはり、平時のサービスとの連結性というのが大事になってくると思います。災害から時間が経過した後、平時の仕組みにどんどん戻していかなければいけません。そこで戻せないとなかなか苦労するところがあるので、災害が起きる前に個別避難計画を作成し、災害ケースマネジメントに移し、また個別避難計画に持って…

  57. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 647 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 関連死の予防は、まず一つは避難生活環境の改善というのはあるんですけれども、ふだんの社会の仕組みの中で防災教育というものをどうやっていくかというところで、人間というのはモチベーションがないと学習しないんですね。なので、例えば、母子手帳に防災のページができました、でも、誰もそんなところは見ていないん…

  58. 皆様、多岐にわたる質問にお答えいただきまして、ありがとうございました。 今、最後にあったとおり、やはり、どう行動変容を起こしていけるかが、我々が今議論している防災庁設置法案の中の一番大きなところだと思いますので、仕組みとしてどうやって行動変容を起こしていけるのかについて、これからも議論を重ねていきたいと思います。 大変…

  59. 参政党の工藤聖子でございます。 参考人の皆様におかれましては、本日は、大変お忙しい中いらしていただき、貴重な御意見を賜り、誠にありがとうございます。 早速ですが、本日は、防災の執行体制とか、国による自治体支援の在り方についてお伺いしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 それではまず、菅野参考人に…

  60. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 1,709 字 会議録で読む

    工藤先生、御質問ありがとうございます。また、文書も読んでいただき、非常にうれしく感じています。 分権的というのが、一九四七年に災害救助法という、我が国の、今もちゃんと使っている、災害の法律では最も古い法律ができていますが、そこで実は、知事が救助をするんだ、こういうふうな規定が書かれているんですね。それがまさに、今の自治…

  61. ありがとうございました。 参政党は、戦後、日本に占領下でいろいろ作られた、憲法の問題だったりとか、あと国債の発行に関する財政法四条の問題だったり、また教育を変えられたというところがありまして、そこを見直すべきじゃないかということをずっと議論しているんですが、災害に対してもこういった影響があったということを伺いまして、私…

  62. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 998 字 会議録で読む

    続けて御質問、ありがとうございます。 被災市町村、本当に、ふだんやっていらっしゃる事務に関してはやはり慣れていらっしゃるので、それを拡幅したり早回ししたり、例えば道路の復旧なんというのは、当然国交省さんや都道府県さんもやられますが、市町村さんでもそれなりの対応をされるなといつも思います。先ほど、建設部長さんが御子息が亡…

  63. ありがとうございます。 たくさんの現場を御覧になったからこその御意見と、また、制度が古いまま残っているということで、本当に、今、防災庁を設置する大きな機会ですので、抜本的な制度の見直しというものを図っていかなくてはならないと改めて感じております。 次に、菅原参考人に伺いたいと思います。 先ほど、大規模災害時の国の職員の…

  64. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 1,605 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 私が本市の事例としてお話しさせていただいたのは、半年ぐらいたって、これは官房副長官の方でお考えになって、職員派遣をしたら受け入れられるかという話がありまして、若手が来られました。いわゆるキャリア官僚が四省庁から来られて、半年間、私たちと一緒になって防災対応に当たりました。 一方、同時に必要…

  65. ありがとうございました。 先ほどもおっしゃっていましたが、費用が気がかりだったとか、破産するんじゃないかという心配があったということで、やはり国としてしっかりと支援が必要なんだということを改めて認識しました。 その点を踏まえまして、次の質問に行きたいと思います。 全ての参考人に伺いたいと思います。 令和七年十二月に政府…

  66. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 437 字 会議録で読む

    明示する必要性についての御質問だというふうに思いますが、解釈としては非常に難しいところがあって、そういうふうに今なっているのではないかなと想像させていただきます。 というのは、ふだんから我々、例えば道路だったら国交省、防潮堤だったら水産庁とか、そういうふうになっているわけですね。その方たちが、防災においても、また災害に…

  67. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 655 字 会議録で読む

    非常に難しい御質問だなというふうに感じております。 所掌事務として防災庁設置法案に書くかどうかということなんですけれども、要は、まず全省庁が地方自治体を支援されるということなんですね。防災においてそこだけが支援するとなってしまったら、ほかはしなくていいんですかという話が出てこないかというのが一番気になるところでございま…

  68. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 250 字 会議録で読む

    ただいまの菅野委員と私も同じ意見でして、地方自治体の防災力強化はもちろん大事なことなんですが、現在のところ、災害対策基本法においてその事項が位置づけられているということから、防災庁においてはむしろ、現在、防災庁の議論では、組織体制の話をしている中で防災局を設置するという話があって、その防災局を通した地方自治体への働きか…

  69. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 137 字 会議録で読む

    もう時間も押しているようなのですが、お二人の意見と同意見で、現時点では、多分いろいろな関連法案があると思うので、そこは慌てて明記する必要はなくて、きちんと、今後、防災庁ができた後に、防災局ができた後に整合性を取っていけばいいんじゃないかというふうに思います。 以上です。

  70. ありがとうございました。 時間も来ておりますので終わりますが、今後しっかりと自治体、市町村をカバー、支援していける、そういう体制をつくっていく。これから防災庁として法案の方もしっかりと見ていきたい、また質問に生かしていきたいと思います。 本日はどうもありがとうございました。

  71. チームみらいの山田瑛理と申します。 本当に、貴重なお話をありがとうございました。まさに今、防災庁設置法案の審議をしているに際しまして、様々深度が深まる、そのようなお話をお聞かせいただきました。 早速ですが、いろいろとお伺いをさせていただこうと思います。 まず初めに、菅原参考人にお伺いをいたします。 首長さんというものが…

  72. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 731 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 まさに今御質問でお話しされたことが防災庁の必要性そのものだと思いました。 私は十か月目で被災をしました。当時、副市長さんは県から来て八か月目、あと、もちろん総務部長さんも危機管理監もおられましたけれども、実際にそのメンバーで大きな災害に遭ったことがありませんでしたので、毎日、どのような議論…

  73. ありがとうございます。 御経験に基づいて、防災庁の役割というところをしっかりと理解をさせていただきました。ありがとうございました。 続きまして、避難訓練について、菅原参考人と菅野参考人それぞれにお伺いをさせていただきたく、まずは菅原参考人に。 どれほど避難訓練を積んでも、実際の災害はシナリオどおりには動かず、避難訓練は…

  74. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 426 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 最初ちょっとお話ししましたけれども、私のところは津波被害が大きかったので津波のことがイメージされますが、避難訓練をすればするほど、避難所訓練になってしまう。一番大事なのは避難所へ到達すること、そのことが、私は防災庁にとっての一番大きな仕事だと実は思っています。 その上で、避難訓練が形骸化していく…

  75. 菅野参考人にはまたちょっと別の角度でお伺いをさせていただきたく。 防災訓練については、各自治体で、町会とか地元企業などと官民共同で行われている状況ではありますけれども、日本の防災訓練の現状について今どのように評価をされているのかというところ。 やはり、私、先ほど申し上げましたけれども、どうしても形骸化という状況を指摘せ…

  76. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 881 字 会議録で読む

    山田先生、御質問ありがとうございます。 実は、答えは、僕は菅原市長とほぼ同じような感覚を持っておりまして、町づくりと一緒にというふうにおっしゃられました。 実は、防災というものの、特に事前にやることの本質的な難しさというのは、やはり備えるということへ我々はコストがかけられないということなんですね。あした来るかもしれない…

  77. ありがとうございます。 引き続き菅野参考人にお伺いをしたいんですけれども、まさに今おっしゃっていただいたこと、防災の日常化ということだと思います。参考人は、防災という言葉がなくなることイコール防災が当然の営みになるという理念をお持ちということを伺っておりまして、そういった防災の日常化が、本当に、まさに今後、防災庁の役割…

  78. 菅野拓 大阪公立大学大学院文学研究科准教授 738 字 会議録で読む

    御質問ありがとうございます。 すごく大きな話で、何を言おうかという形なんですが、やはり防災というのがまだまだ特別な言葉なんですね。特別な言葉ができると、我々はすぐ縦割りで考えたくなるということなんです。要は、防災というのは危機管理の仕事でしょうといってほかの部局が協力しないということが日常茶飯事ということになるわけです…

  79. どうもありがとうございました。 続きまして、阪本参考人にお伺いをさせてください。 阪本参考人は、減災復興政策研究科というところで御指導されていらっしゃると思います。先週の本委員会におきまして、私よりちょっと質疑をしたことがございます。防災庁設置法案には減災という言葉が使われておらずということで、やはり法律というのは言葉…

  80. 阪本真由美 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 348 字 会議録で読む

    本研究科の名前も参照していただいて、どうもありがとうございます。 災害の被害には防ぎ切れないものがあるので、災害対応体制を強くすることによって被害を減らす減災という言葉は、世界的にも使われていて、私自身もとても大切な言葉だと思います。 一方、防災という言葉は、日本では災害対策基本法ができたときに初めて本格的に使われるよ…

  81. ありがとうございました。 では続きまして、石井参考人にお伺いをさせてください。 被災者の人権、尊厳の維持というところをお訴えされていらっしゃるかと思います。支援の本質は人道支援であり、人間の尊厳の維持と保護の実現が重要だということ、私も大変に共感をいたしております。 日本の避難所は長らく、体育館の床に雑魚寝が当たり前と…

  82. 石井美恵子 国際医療福祉大学大学院災害医療分野教授 329 字 会議録で読む

    またまたとても難しい質問、ありがとうございます。 日本の人権教育が、文科省のホームページ、皆さん見ていただければ分かるんですけれども、人権は権利であるとうたわれているんですけれども、人権教育になると、自分の人権を守って他者の人権を守りましょうと、思いやり教育にすり替えられています。ですから、人権は権利なんだということを…

  83. どうもありがとうございました。 続きまして、菅原参考人にお聞きをさせてください。 子供の学びを止めないために何が必要かというところを是非御共有いただければと思っていて、学校は地域の避難所にもなります。でも、子供たちの学びというものは止めてはいけないというふうには思っております。発災後にこの学びを止めないために実際に機能…

  84. 菅原茂 宮城県気仙沼市長 1,058 字 会議録で読む

    ありがとうございます。 本市で、東日本大震災においては、学校そのものが被災したところも大変多いし、生徒児童の御家庭も全壊したところが大変多かったので、実際に学校が開始されたのは五月の九日だったと思います。それまでは、学校どころではないということだったと思います。そういうケースだけではないとは思いますけれども、まずは学校…

  85. これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。 この際、参考人各位に一言御礼を申し上げます。 参考人各位におかれましては、貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。 次回は、来る五月十二日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、…

この会議録の出典

出典: 国会会議録検索システム(国立国会図書館) ・PDF

会議録 ID: 122104339X00720260428

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